お酒を飲んだ翌朝にむくみを防ぐためには飲みすぎないことや様々な工夫で解消可能です
飲み会などのお酒の席でつい飲み過ぎてしまい、次の日の朝になったら顔などがむくみ、仕事に行くのに困ったなどという経験を持つ方もいるのではないでしょうか。
そのようなことになるのは何故かと言うと、アルコールの持つ性質に原因があります。
アルコールを摂取すると体内では血管が膨張し、動脈側の毛細血管の透過性が高まり血管壁から水分が逃げやすくなりますが、そのようにして血管壁から出て行った水分がむくみの原因です。
そして、血管壁から多くの水分が出て行ったために血液濃度は高くなりますので、血管内では水分量の調節機能が働き、お酒を飲むと人体はもっと水分を欲するようになります。
特にアルコールを分解するには、アルコール分を含まない水分補給をしない限りはできませんので、更にむくむ要素が増えるとも言えます。
こういったむくみを出さないようにするには、第一にはお酒を飲み過ぎないことが大切です。
また、途中、適度に水を飲みながらアルコール摂取するのもポイントで、加えて、体内に水分を溜めやすい塩辛いおつまみや唐揚げなど味の濃い食べ物はできるだけ控えるようにしましょう。お勧めなのはカリウムやビタミンE、ミネラルを多く含む食品なので、おつまみもそういったものを選ぶようにしてください。
そして、出来れば、飲み会の途中からカフェインの入った飲み物を摂取するようにしましょう。カフェインは利尿作用と共にむくみを解消する効能もあります。
また、帰宅後にはトイレに行き、むくむ原因となる水分をその日のうちに排出してから眠りにつくようにしましょう。
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