舌のむくみは自分で気づいていない場合があり、内臓が影響していることもあります
足や顔がむくむというのはよくある症状で、多くの人が経験していることでしょう。
お酒を飲んだ翌日は顔がパンパンになっていたり、夕方になると足が太くなっているなどはよく見られる症状ですが、これは老廃物が原因と言われています。
しかし、このむくみは舌にも起こるのです。
自分では気がつくことが少なく、あまり聞いたことがない人が多いでしょうが、朝起きてすぐに舌を観察して歯型がついている場合には、膨張してむくんでいるという状態を表しています。
このむくみの原因は足などの末端の症状とは違い内臓から影響を受けている場合が多く、また、腎臓の機能低下などでも起こります。
解消法としてはまず、塩分控えめの食事を心掛けるようにして、アルコールも通常飲んでいる量より少なめにしましょう。
味の濃い食事はむくみを加速させ、過度の飲酒は腎臓への負担をかけてしまいます。
食生活を見直すきっかけになるということは、他の病気も予防できることにつながりますので、自分の体調をチェックして気をつけましょう。歯型が付くタイプの人は冷え性を患っている場合もあり、冷えは基本的に新陳代謝が悪くなっているので、血行が滞りがちです。
暑い時期は冷たいものを飲みたくなりますが、あまり冷えすぎたものは胃などの内臓も冷やしてしまうので、更に代謝が低下する場合があります。できれば常温のものを口にするか、飲物ではなく冷たいタオルなどで首や耳の下の辺りを冷やすようにしてみてください。
舌のむくみに気がついた時は、体質改善を心掛けましょう。
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