むくみの原因は肝臓かもしれません
お酒を飲み過ぎて、顔や脚がむくんだことはありませんか。
むくみの原因の1つに、肝機能の低下が挙げられます。
肝臓には、解毒作用やたんぱく質の合成を行う働きがあり、アルブミンと言うたんぱく質もここで作られています。
アルブミンは血管内に留まり、体内の水分を引き付ける働きをしていて、このアルブミンが十分に作れなくなると、浸透圧によって血管から細胞に水分が出て行ってしまうことになります。
これが、むくみです。
むくんだ状態が慢性化すると、状況に慣れてきてあまり気にしなくなることもあるかもしれませんが、実は肝機能が低下しているという体からの重要なサインかもしれません。
病気になる前に、生活習慣に気をつけ、体を労わりましょう。
まず、寝酒や寝る前の食事は避けることが望ましいです。
サプリメントは、添加物の少ない質の良いものを選びましょう。
何故なら、粗悪なものは添加物を多く含んでいるからです。
体に良いと思って摂るサプリメントが、肝臓に負担をかける結果になるのは避けるようにしなければいけません。
また、必須アミノ酸を多く含む良質のたんぱく質は肝臓の修復と再生に役立ちます。
納豆や豆腐、シジミの味噌汁などが、特にお奨めです。
その他、ほたてに含まれるアラニンは、アルコールで生じた物質の分解代謝を高めます。
このように、むくみは美容の敵であるだけでなく、体に重要な異変が起きているサインでもあることを理解して、取り返しのつかない病気にならないよう、生活習慣に気をつけましょう。
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