肥満傾向にあると身長の伸びが止まりやすくなり、きちんと背を伸ばしてあげられるよう体重のコントロールが必要です
身長を伸ばすにはよく食べてよく寝ることが大事ですが、どんどん食べてしまうと縦ではなく横に大きくなってしまうこともあります。
特に子供のうちは、良い睡眠を取ることで成長ホルモンが分泌して骨を伸ばしていくとても大切な時期です。
肥満になるとこの成長ホルモンが出にくくなってしまうため、背の伸び具合も緩やかになります。身長の伸びは思春期を迎えるまで続き、それ以降はストップすると言われますが、太っていると皮下脂肪に含まれる酵素が骨の成長を促すホルモンを作り、早くから骨を形成させてしまいます。
そのため、背の伸びも早いうちに止まってしまうのです。
大人になってから背を伸ばしたいと思ってもそう簡単には伸ばせるものではないので、子供のうちから背をきちんと伸ばしてあげられるよう、肥満に気を付けて親が体重のコントロールをする必要があります。も
し肥満傾向が見られる場合には、現在の食生活をもう一度見直してみると良いでしょう。例えば子供におやつをあげる量を少し減らしたり、甘すぎるジュースなども肥満に繋がりますので、控えたり工夫してみましょう。
食事の際には、1口を20回~30回ほどゆっくり噛んで食べると満腹中枢が刺激されやすくなり、食べ過ぎが防止出来ます。
また、運動をすることも大切で、ボーリングやサイクリングなど、子供一人ではなく親などと一緒に体を動かせる方法ですと楽しく続けられるのでお勧めします。
身長をきちんと伸ばすには肥満解消をして、子供の体調管理をしっかりとしてあげることが大切です。
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