日本の診断基準では、BMI数値が35以上の方は高度肥満と診断されます

最近は健康志向の人が増えており、和食が世界遺産に認められた日本ですが、まだまだ肥満に悩んでいる人が多く存在します。
現代社会では食べ物が何でも手に入る豊かな時代になり、日本でも食生活が欧米化してきていると言われ、成人男性の肥満症が増えています。

2011年に肥満症の診断基準が日本肥満学会によって見直しされ、今まではBMI数値が25以上の人を肥満とし、内臓脂肪蓄積の指標となる男性85センチ、女性90センチ以上のウエスト周囲長は変わりませんが、BMI数値が35以上の人を高度肥満と定義され、診断や治療の対象と位置づけされています。

また、肥満症の診断に必須となる合併症は糖尿病や高血圧、脳梗塞、脂肪肝、心筋梗塞など10種類ありましたが、肥満関連腎臓病という合併症も追加になりました。

これは肥満によってたんぱく尿が出て腎障害が起きる人がいることが分かり、この病気には内臓脂肪が深くかかわりを持っていて、減量による治療が非常に重要だと考えられています。高度肥満症になってしまった方はこのような合併症を引き起こすリスクが高くなるので、治療が必要になります。

最近は医療センターや病院に肥満症専門の外来を開設している医療機関があり、内科的な治療としてはバランスとカロリーを考えた食事療法や、ヘルスケアファイルを用いて患者自身が生活改善のコツを掴むようにわかりやすく指導していきます。

また、高度肥満症の人は、条件や症状によって、腹腔鏡下スリーブ状胃切除を行うケースもあります。
健康維持のためにも、BMIや体脂肪、体重は定期的に計測して、自分の健康状態を把握しておきましょう。

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カテゴリー:肥満

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