肥満と脂肪細胞の関係

肥満の原因のひとつに、脂肪細胞の数と種類が挙げられます。

脂肪細胞は、胎児期である妊娠末期・乳児期・思春期に集中して増えることが解明されていますが、細胞の数はその後減ることは無く、中に蓄積されている中性脂肪が増えたり減ったりして体型を変化させる為、この時期に太ってしまった人はそれ以降も太りやすく痩せにくい体質であると言えるでしょう。

人間の脂肪細胞は白色と褐色の2種類あり、白色は全身のあらゆる所に付着していて、特に下腹部や臀部、太もも、背中、上腕部分、内臓周辺に多く存在します。
体重がさほど重くなくても、部分的に太さが気になる所があるのはこの白色が原因で、これらは食事から摂取した余分なカロリーを脂肪として蓄積する働きがあります。

もう一方の褐色は、首の周り・脇の下・肩甲骨周辺・心臓・腎臓周辺の5ヵ所のみに存在し、体内に蓄積された余分なカロリーを熱に変換して放出させる働きを持つため、これが活発な人はエネルギー消費量が多く痩せやすい傾向があります。

褐色は成長期に入ったあたりから少しずつ減り始めるので、年齢と共に徐々に痩せにくい体質に変化していってしまいますが、努力次第で増やすことも可能です。

最も効果的な方法は18度以下の低温の水で泳いで寒冷刺激を体に与え、昼はアクティブに活動するのはもちろん、夜はリラックスした状態でなるべく早めに就寝し、十分に睡眠をとるなど、昼と夜の区別をつけて1日にメリハリを持たせることで、褐色細胞の働きが良くなります。肥満は体質だと諦めず、少しでも痩せやすい体質になるよう努力を怠らないようにしましょう。

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カテゴリー:肥満

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