最新の肥満研究について解説します

健康問題に関する世間の一番の関心事といえばダイエットです。
日々新しいダイエット法が発表されるなど、その関心は高まる一方ですが、ダイエットに関心があるのは日本人だけではありません。
20世紀以降、先進諸国では食糧事情の改善が進みました。

人類の長年の悩みであった飢餓からの解放に喜んでいたのもつかの間、新たに訪れたのが肥満問題です。
人間の歴史を辿ってみると、常に食糧不足の問題がありました。

食料の確保は生命維持の基本ですが、それが安定して達成されるようになったのは約100年前、それ以前は人類は常に飢えていたのです。

勿論現在でも飢餓問題は存在しますが、WHOの統計によると世界の飢餓人口数よりも、世界の肥満人口数が上回っています。
少なくとも日本を含む先進国では食糧不足による飢餓よりも、食糧が満たされたことによる肥満の方が重大な問題となっているのです。

肥満への関心の高まりとともに、肥満研究にも多くの資源と力が注がれてきました。
最新の肥満研究の結果、人間は困難な状態やストレスが発生する状態が訪れると感じた場合、高カロリー食品を摂取してエネルギーを蓄えようとする脳の働きがあることが発見されました。

長年の間、肥満の原因は美味しいものを食べたいという欲求が原因であるとされていましたが、しかし実際は、美食欲求よりもストレスによって将来満足に食べられないかも知れないという不安が形成され、それに備えるためにカロリー摂取欲求が高まるという「エネルギー摂取の不確実性」が肥満の原因なのです。

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カテゴリー:肥満

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