世界一の肥満大国はアメリカ合衆国です

世界一の肥満大国、それはアメリカ合衆国です。
アメリカではBMI30以上の人を肥満と呼んでいますが、2010年までのデータによると、申告値ですら28.1%、測定値では35.9%もの人が基準の数値を超えています。
この驚くべき数値の原因は、栄養学の知識の欠如と、低所得者層の増加にあります。

アメリカにおける低所得者層は、安価で手軽なジャンクフードやインスタント食品を、口当たりの良さと、満腹感を簡単に得られることから好んで食べており、ビタミンやミネラル、食物繊維といった栄養が不足した結果、BMIの増加に繋がっています。

また、そうした低所得者層は、経済上の問題により医療保険未加入である場合も多く、心臓病などの重大な疾患を併発する場合もあり、社会問題となっています。

当然、この事態にはアメリカ医学研究所も問題としており、彼らの働きかけにより、公立学校で糖分の多い飲料や脂肪を除去していない牛乳は販売されないように決定されたり、複数のジャンクフード業者が、12歳以下の子供には広告をやめることで合意したりといった取り組みがなされています。

こうした取り組みの結果、国民のBMIが下がるかどうかは、これからの検証待ちですが、少なくとも肥満は、現代において早急に撲滅しなければならない重大な社会問題だと見なされつつあることは確かです。

ここまで紹介したのはアメリカの問題ですが、低所得者が安価な食品を求めて、ジャンクフード中心の生活を送ることは、どのような国でも起こりうることです。
こうした問題を根本的に解決するため、世界各国で人々に栄養学の知識を広め、低所得者層を少しでも減らす取り組みが待たれています。

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カテゴリー:肥満

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