肥満外科では、強制的に食事量を制限して、栄養の吸収を阻害する目的で手術が行われます

肥満状態が病気を引き起こしてしまう場合、手術によって肥満を改善する方法があります。
その手術を行うのが肥満外科というところです。
この手術は、自助努力などで肥満を改善できず、また改善できても肥満でない状態を維持できず肥満を反復してしまう場合や、肥満による疾患が複数ある場合などに適応になります。

手術方法として、胃の入り口をバンドでしめて食事量を制限したり、胃を一部切除して胃の容量を小さくしたり、また、栄養を吸収させないために小腸を胃の一部にとりつけるなどさまざまな方法があります。
いずれも強制的に食事量を制限して、栄養の吸収を阻害する目的で手術が行われます。

手術に際してはおおむね一週間程度の入院が必要です。
退院後すぐに固形物が食べられるわけではなく、流動食のようなものから徐々にならしていき、固形物が摂取できるのは約一ヵ月後ぐらいになります。

また術後の経過や、合併症の治療、肥満状態の管理などを目的に定期的に病院に通う必要があります。
肥満外科の手術は保険適用されないため全額自費診療ですので、数百万ほどかかります。

肥満によって引き起こされる合併症は、糖尿病、高血圧、心臓病、心筋梗塞や脳梗塞、高脂血症などさまざまです。
特に心臓への負担が大きく、心肥大や不整脈などを引き起こしやすくなります。

また、脂肪が気管などを圧迫するために睡眠時無呼吸症候群などになりやすく、低酸素状態が多くなることで疲労が蓄積しやすくなります。
以上のような病気が進行する前に、手術で状況が改善するのであれば、このような手術を受けるのも選択肢の一つとして検討してもよいのではないでしょうか。

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カテゴリー:肥満

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