肥満遺伝子検査は病院や最近では自宅で出来るキットなども発売されています
老若男女問わず肥満に悩む人が増えています。
肥満が増えた原因としては、食生活の欧米化や慢性的な運動不足などがあります。
近年ではメタボリックシンドロームの検診なども行われるようになり、見た目の問題だけでなく健康の面でもダイエットを行う人が増えています。
かと言って、いざダイエットを始めても思うように痩せなかったり、同じ事をしているのに痩せる人と痩せない人と差が出てしまう事が有ります。
それは、人により肥満の原因や体質に違いがあるからです。
その違いを知る事は以前はなかなか難しかったですが、今は肥満遺伝子検査で調べる事が出来ます。
この検査では、約26000ある人の遺伝子の中で約50の肥満に関わる遺伝子を調べ、主に日本人に多いりんご型、洋なし型などの3~4の種類に分類してくれます。
その結果により個人の太る原因がわかりやすくなります。
また、身体のどの部分に脂肪がつきやすい体質が分かりますし、代謝の障害が起きているかどうかも調べる事ができます。
遺伝子は生涯変わらないものなので、一生の健康管理に役立ち生活習慣の改善や、自分に合った食生活を知る事が出来るため、現在肥満体型ではない人にとっても役立つ検査になっています。
肥満遺伝子検査は、生活習慣病やメタボリックシンドロームに力を入れている病院や、最近では自宅で出来るキットなども発売されています。
検査方法は採血か、綿棒で口腔内の粘膜をこすって採取して行います。
数千円程度で行える一生ものの検査ですから、ダイエットや健康を意識する人には強い味方となるでしょう。
この記事を読んだ方は下記の記事も読まれています
- 肥満遺伝子とは肥満に関連する遺伝子のことです
- 肥満遺伝子の種類と基礎知識、およびそのチェック方法について
- 肥満検査はキットと病院で行えます
- 肥満のタイプは遺伝子により分けられ、リンゴ型、洋なし型、バナナ型の3種類となっています
- 肥満治療を行う虎ノ門のクリニック
- 肥満自体が遺伝するわけではなく太りやすい体質が伝わってしまうのです
- 肥満体になる事を防ぐ為に出来る事
カテゴリー:肥満