肥満の場合、脂肪が喉や口内を圧迫する為、いびきが発生することがあります
いびきと肥満には深い関連性があります。
まず、首や顔周辺に脂肪がたまる為、喉や口内を圧迫してしまいます。
特に、睡眠中の場合は体が横になっているため気管や喉を圧迫してしまったり、口内を圧迫する為に舌が呼吸口を塞いでしまう為にいびきが発生することが起こります。
その為、周辺に人がいれば不快感を与えるだけではなく、健康にもより深刻な被害を及ぼす可能性があります。
それが睡眠時無呼吸症候群と言われる病気で睡眠中に舌などが器官を塞いでしまい酸素が体に入ってこないという症状です。
この病気だけで死亡するケースはほとんどありませんが、この症状が起こす弊害は多く存在します。
例えば睡眠をとる事で回復するはずの疲労が回復せず、睡眠の質がかなり悪くなる為、常に寝不足の状態にもなり、更に深刻なのは集中力の散漫と意識が飛んでしまうというケースです。
この場合は思わぬ事故等を起こしてしまう原因になりかねません。
その為、たかがいびきと侮ることはできないのです。
肥満の状態のままでも、最近では改善できるようなの機器やシールが販売されています。
しかしそういう商品はダイエット中に行う処置としてはいいですが、そういう商品を買うだけでは問題解決にはなりませんから、根本である肥満の解消をすることが急務になります。
最近では専門のインストラクターや医療機関もある為、独自のダイエットプログラムに頼らないで、体に様々な症状が出ている方の場合は医療機関等を含めて連携してダイエットを行う事が検討しましょう。
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