肥満の人が全身麻酔をすると、様々な副作用が起こるリスクがあります

全身麻酔をかけての手術を受けるとき、肥満傾向の人は痩せている人よりもその危険性が高くなると言われています。

というのは、全身麻酔がかかってしまうと呼吸が止まってしまうため、マスクをあてて空気を送ったり気管挿管をして人工呼吸をしたりするのですが、太っている人の場合は首の周りの組織量が痩せている人よりも多いため、それが気道を閉塞してしまうので窒息の危険が高くなります。

また、使用する麻酔薬の量は体重に比例して増えていくため、太っている人はそれだけで使われる薬の量が多くなり肝臓や腎臓への負担が多くなります。
さらに、薬剤が脂肪組織に沈着してしまうため体からの薬剤排出も遅くなり、結果として覚めも悪くなってしまいます。

覚めが悪いということは、手術が終わって病室に戻ったあとにも体の中に薬剤が残っている状態が続くため、気道閉塞の危険性があったり、薬剤による吐き気などの副作用が出た場合にはそれが長く続いてしまうことになります。

メタボリック症候群に代表されるように、現代日本人は肥満傾向が高くなってきています。
一度太ってしまうと、年をとるごとに痩せにくくなり、さらに年をとればとるほど病気や手術の可能性も高くなってきます。

本当は何でもなかったはずなのに、太っていたせいで命が危険になったとか、副作用が強く出てしまうといったことがないように、普段の健康なうちから体調や体重を管理するようにしておきたいところです。

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カテゴリー:肥満

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