肥満がアレルギーを誘発しやすくなる仕組み

肥満になると、健康面で様々な弊害が出てきます。
高血圧や血行不良などの循環器系の障害や、糖尿病などの慢性的な症状が代表的なものですが、最近では太ることによってアレルギー反応が誘発されやすくなることが知られています。

アレルギーとは特定の物質に対して、免疫機能が過剰な反応をすることで、異常に対してだけで無く正常な細胞や組織にまで攻撃を行うようになることに伴う体の異常のことを指します。
体の異常とは、皮膚へのアトピーや気管支へのぜんそくなどが該当します。

太ることによってこうした異常が起きる仕組みとして、以下のような点があります。
まず、太り過ぎの人は一部を除いて、食べる量が豊富過ぎる場合が多く、その中で、糖分や脂肪分、特に動物性脂肪分を多く摂りがちになります。
動物性脂肪を摂り過ぎた人は、体内で脂肪酸などの化学物質を生成しやすい状態となります。

これらの化学物質が過剰になっている体内では、アレルギー反応が起きやすくなることが分かっています。
また、太り過ぎの人の体内にある、肥満細胞と呼ばれる細胞において、ヒスタミンという物質を大量分泌しやすくなることも異常を引き起こす原因です。

ヒスタミンは細胞の炎症を手助けする働きがあるため、太り過ぎによってヒスタミンが肥満細胞から産出される状態となると、アトピーやぜんそくなどの異常が出やすくなる、という仕組みです。

こうした現象は生活習慣の改善によって体内の脂肪酸が減ってくると改善の傾向を示すことが知られているため、早期の改善が必要です。

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カテゴリー:肥満

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