近年、小学生の肥満が増えており、改善するには食生活の見直しが大切です
近年、小学生の肥満が増えています。
学校の健康診断で肥満度が高い場合には、医師の診察を受けるように紙が渡されます。
体重が多い場合は、身長も早く伸びる傾向があり、しかし、身長も伸びているからと安心できないのが小学生の肥満です。
体重が多いお子さんは、早熟になりやすい傾向があるとされています。
お友達よりも早く大きくなりますが、そのかわりに成長が止まるのも早くなりやすいのです。
小さい頃は大きいほうだったのに、高校生になった頃には追い越されて、最終的には平均以下の身長で落ち着くということがよくあり、将来的に身長をより高くしてあげたい場合には、成長期をいかに持続させるかが重要です。
そのためには、成長期が早く終わらないように早熟を防ぐことが大切で、適正な体重をキープすることで、早熟を防ぐことができます。
また、健康の維持と病気の予防には、適正な体重をキープすることが必要不可欠です。
体重が多いお子さんは生活習慣病のリスクが高くなり、大人と同じように、糖尿病や脂肪肝などになりやすいのです。
しかし、小学生は代謝が活発な時期で、部活動や遊びでカロリーを消費できるでしょう。
早期に対策を行うことで、病気のリスクを軽減することが可能となり、改善すべきは食生活です。
実は、原因は遺伝ではなく、食生活に問題があるケースが多いとされ、食生活の見直しによって、健康的な体重に戻すことが可能です。
ジャンクフードを避けて、砂糖の摂り過ぎに気をつけるだけで、効果があらわれます。
おうちの方が健康的な食生活を心掛けると、お子さんも健康的な体重になる可能性が高いでしょう。
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