効果的に下半身強化トレーニングを行うには
下半身強化トレーニングには高重量も扱える多関節運動が有効です。
具体的にはスクワットやデッドリフトなどです。
強化といっても、重い重量が扱え、瞬発力に優れた筋肉を目指す運動と、軽い負荷を長時間続ける能力である持久力を鍛える運動があります。
実生活には両方が必要ですし、参加する競技によってはどちらも重要になってきます。
マラソンなど極端に持久力を必要とする競技には瞬発力のある大きな筋肉は重いので邪魔になりますし、逆に重量挙げなど瞬発力のある筋肉が必要な競技を行っているのに、長時間のジョギングなどを行っていると、大きくて瞬発力に優れた筋肉が長時間の運動でエネルギー源として分解されてしまい、瞬発力を必要とする競技での能力向上が望めません。
さて、とはいえこれらのトレーニングは、どの競技にも役立ちます。
瞬発力に重点を置きたい場合は、重い重量で低回数行い、持久力を強化したい場合は軽い重量で高回数繰り返します。
どちらの運動でも上げ下げの時に背中を丸めないようにすることが重要です。
下半身を中心に全身を強化する運動であるものの、腰部にかかる負荷は想像以上に大きいからです。
腰を丸めると、腰への負担が極端に大きくなり腰を痛めてしまいます。
また、背筋は全身の筋肉の中でも回復の遅い部位であることも忘れてはなりません。
若いうちは体力の回復も早いものですが、それでも週に2度か、せいぜい3度くらいの強化運動にしておいたほうが良いのです。
怪我をすると結局成長できなくなりますし、最悪2度と運動できないようになってしまうこともあり得るからです。
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