坐骨神経痛でふくらはぎが痛む場合は通院と自宅療法を
ふくらはぎが突っ張るような感じがしたり、こむら返りが生じたりする場合、坐骨神経痛を患っている可能性があります。それは、太腿と足を繋ぐ筋肉に何らかの障害が起きて下半身に激痛や痺れが生じる病気で、放置しても自然に治ることは無く、しかも長引かせると症状が悪化するので早めの受診が大切です。
ふくらはぎの神経が圧迫されると、筋肉が緊張してお尻や腰まで痛くなる可能性があり、そうなると歩行が困難になったり安静に寝た状態でも痛みが強くて眠れなくなったりと、日常生活に支障をきたしてしまいます。
坐骨神経痛の特効薬はまだ開発されておらず、現在は鎮痛剤を服用しながらマッサージや鍼、注射や電気あんま等を使用して治療していきます。自宅でできる方法は、アキレス腱を伸ばすストレッチや、お尻の一番高い位置にある坐骨点や膝裏の委中というツボ押し、そして、大敵である冷えを取り除く為の入浴がお勧めです。
また、一番効果が得られるのはゆっくり歩くウォーキングで、ふくらはぎが痛む場合は歩くのが辛いですが、少しずつでも毎日歩くことで徐々に筋肉が鍛えられ、症状の進行を止められます。好きな音楽を聞くなど気分が上がる工夫をし、痛みが出た時はひと休みをしながら近所の散歩から始めてみましょう。
坐骨神経痛の人は緊張が続いているので筋肉が硬くなりがちですが、ウォーキングをすると新鮮な空気が体内に取り込まれ、酸素が体中に行き渡って神経細胞の働きを活性化し、血行を促進して筋肉のこわばりを軽減します。帰宅後は必ずマッサージして疲れを取り除き、治療と自宅療法を合わせて早く症状を改善させましょう。
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カテゴリー:ふくらはぎ