体脂肪率の適正値を求める計算方法はまず身長から標準体重を算出します
ダイエット、健康目的のどちらの場合も、ダイエットを行う時にはただ体重を落とすのを目標にするのではなく、体脂肪率を参考にして標準体型を目指しましょう。
体脂肪率は皮下脂肪と内臓脂肪の二つに分けられ、これを重要視せずにダイエットをすると痩せすぎてしまう恐れがあり、女性の場合は月経不順が起きたり、男女共に皮下脂肪が少なくなり過ぎて免疫力が落ちて風邪を引きやすくなる等の症状が出始めます。
計算方法はまず、身長(m)×身長(m)×22で標準体重を求め、それを基に(実際の体重-標準体重)÷標準体重×100で算出する為、同じ体重でも身長が違うと適正値が変動します。更に、性別や年齢でも差があり、30歳未満の男性は14から20%、女性では17から24%の範囲内なら標準と言えるでしょう。
体脂肪率は肥満体の人だけが高いわけではなく、外見は痩せていても数値が高い人もいます。それは隠れ肥満と呼ばれる体型で、自分は太っていないと油断し、高血圧や高脂血症を始め生活習慣病を発症したり罹患していることに気付いていない場合がある為、ダイエット目的でなくとも自分の体を知るという行為はとても大切です。
また、これを知ることにより、運動量や食事内容を管理して正しく健康管理ができるようになるでしょう。
実際に自分の体脂肪の数値を調べるには、生体インピーダンス法という体に微弱な電流を流して測る専用の体重計を利用すると手軽で、毎日チェックする習慣をつければ、日常生活にも気を付けるよう変化し始めるので、長く健康でいる為にもとても有効です。
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