体脂肪率が低すぎになる弊害と、その防止方法の基本
体脂肪率は、体の中に含まれる脂肪の量を割合で示したものです。
一般的に成人男性なら25パーセント前後、成人女性なら30パーセント前後が上限と言われ、それを超えると肥満と見なされます。
肥満になれば様々な病気の確率が高まるため、体脂肪率はできるだけ高くならないように努めることが重要です。
一方で、低すぎになった場合にも注意が必要です。
そもそも脂肪は、体の中で炭水化物、たんぱく質に並ぶ第3のエネルギーとなったり、体内における組織の材料となったりするだけでなく、体に必要なホルモンの働きを手助けする役割も持っています。
したがって体脂肪が極端に欠乏すると、体温を保つ機能に狂いが生じたり、ホルモンバランスの乱れによって様々な疾患や症状を誘発したりすることに繋がります。
例を挙げると、風邪をひきやすくなる、消化吸収が悪くなって便秘になる、生殖機能が低調になる、などの状態です。
こうした症状はホルモンバランスが崩れたことで、免疫機能や自律神経などの働きが鈍ることで起こっています。
体脂肪率が低すぎる状態を防ぐためには、日常生活での習慣が重要となります。
まずは食事です。
高すぎる場合でも共通して言えることで、バランスの悪い食事は弊害を引き起こしやすくなります。
悪い例を挙げると、野菜のみの食事や、飲みモノだけで済ます状態などがあります。
基本としては、ダイエットなどは食事制限だけで行うのではなく、運動を交えて行う方が健康的と言えます。
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カテゴリー:体脂肪