体脂肪計の測定結果の誤差はなぜ生じるのか

体脂肪計で体脂肪率を測定すると、同じ1日の中でその測定結果が大きく異なることがあります。
場合によっては、朝と夜で3パーセント以上異なる結果が出ることもあります。
では、なぜこのような誤差が生じるのでしょうか。

体脂肪は、1日のうちにそんなに大きく変化するものなのでしょうか。
答えは否です。
人間の体脂肪の量や割合は、1日程度ではほとんど変化しないといわれています。
体脂肪計で体脂肪率が大きく変化する理由は、体脂肪率を測定する測定方法にあります。

一般的な体脂肪計は、人体に微弱な電流を流し、その電気抵抗の度合いによって体脂肪率を測定します。
例えば、脂肪は電流を通しにくいので、体脂肪が多いと電気抵抗は高くなります。

それに対して、筋肉は電流を通しやすいので、脂肪が少なく筋肉質な人は電気抵抗が低くなります。
ここで、この測定される電気抵抗の高さに大きく影響を与えるものとして、体内の水分があげられます。

人体の大部分は水分で構成されていることや、水が電流を通しやすいことは常識です。
そして、体内の水分の量は、1日のうちで大きく変化します。
これにより、体脂肪の量が同じでも体内の水分の量が変化することによって、測定される体脂肪率は大きく変化するのです。

一般にスポーツによる発汗、入浴による発汗の際には体内の水分量が減少するので、測定される体脂肪率は高くなる傾向があります。
ダイエットなどの運動の際に、運動前よりも体脂肪率が高く測定されることがあるのはそのためです。

実際には、体脂肪の量は1日程度ではほとんど変化しません。
ダイエットの際には体脂肪率は気になるとは思いますが、測定された数値によって一喜一憂するのはやめて、長期的な視野で体脂肪率をチェックしていきましょう。

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カテゴリー:体脂肪

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