体脂肪減少には、呼吸の際に吸い込む酸素が脂肪と結合してエネルギー源となる有酸素運動が1番効果的です
夏になると水着になる機会も多く、ふともも、お腹周りなど体脂肪が気になる方もいらっしゃると思います。
ここで、体脂肪減少の仕組みと、お勧めの取り組みについてお話したいと思います。
体脂肪を減らすには有酸素運動が1番です。
また、1回で長い時間続けたほうが効果的です。
それはなぜでしょうか。
短距離ダッシュや筋肉トレーニングなど、瞬発力を伴う運動は無酸素運動と言われ、主に体内の糖分がエネルギー源として使用されます。
一方、ジョギング、エアロビなど、比較的負荷の低い運動は有酸素運動と言われ、呼吸の際に吸い込む酸素が脂肪と結合してエネルギー源となります。
つまり、有酸素運動を行うことで脂肪がどんどん燃焼されていくことになります。
ここで注意したいのが、ジョギングなど、あまり速いペースで走らないことです。
ゼーゼー息切れするようなハイペースで走ると、それは無酸素運動に近い運動となり、体内に充分に酸素が取り込まれずに脂肪が効果的に燃焼されません。
また、10分程度の短時間で止めてしまうのもお勧めしません。
なぜなら、有酸素運動をした場合でも、最初から脂肪がエネルギー源として消費されるのではなく、初めの20分程度は体内、厳密には血液中の糖分がエネルギー源として消費されます。
そして、20分程度経過して血液中の糖分が少なくなったところで、徐々に体内の脂肪分がエネルギー源として消費されていきます。
ですので、速いペースで20分走るよりも、ゆっくり、ときには早歩きくらいのペースに落としてでも1時間くらいジョギングするほうが脂肪燃焼には効果的です。
なお、朝起きたときは体内の血糖値が低めなので、夜よりも朝にジョギングするほうが効果的です。
まとめると、朝起きたら、ゆっくりとしたペースで、できるだけ長時間ジョギングすることが脂肪減少のコツになります。
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カテゴリー:体脂肪